伊勢丹新宿店のなかに<ミナペルホネン>の小さなデパートがうまれる6日間。「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー」が行われました。
3回目を迎える今回のテーマは“Design Diversity”。 国内外の歴史を重ねたブランドと<ミナペルホネン>が協業。多数の初コラボレーションブランド・作家を含む21ブランドの中で嘉門工藝「茶籠セット」を作り参加させていただきました。
まずは、皆川明氏が 轆轤を挽く漆芸家・村瀬治兵衛の工房にお越しいただき実際に木地を轆轤でひいて作業をする場から茶器制作が始まりました。
皆川氏の趣向に合わせ、籠、茶器、茶碗、裂、仕覆の緒や裏地にいたるまで一から選定。
1.茶籠「万歳楽 角」: 幅19.5×奥行15.5×高さ11.5cm(持ち手含め18cm)・タイ製(嘉門工藝オリジナル)
2.茶碗=内田剛一作
3.唐金建水=唐金・日本製
5.茶碗袋=tambourine絹・裏地絹・縦23.5×横17・日本製
6.茶器=村瀬治兵衛作 唐木
7.仕覆=麻郷作 skyful綿・裏地絹
8.茶杓=鉄刀木・全長15×高1・タイ製(日本企画)
9.茶杓袋=skyful綿
10.茶筅S=竹・全長8.5・日本製
11.茶筅筒S=楢・直径4×⾼9 ・日本製
12.茶巾筒=楢・直径3×高6・日本製
13.茶巾
※手作りのためサイズや風合いが異なる場合がございます。
嘉門工藝の茶籠・茶箱
箱や籠に小ぶりの茶道具を詰めて携行し、野点を嗜む茶箱や茶籠の文化は、千利休が始めたといわれます。
ひとつひとつ道具を選りすぐり、取り合わせ、箱や籠にきっちりと収める。
そこには日本古来の重ねの美学も表現されています。
嘉門工藝では、その長い歴史に畏敬の念を抱きつつ、忙しい今の時代にこそお茶の時間を楽しんでいただきたいと茶籠・茶箱を企画してまいりました。
モダンな生活空間に似合い、用の美を備えかつアートピースのような道具をひとつずつ探し、作ることからはじめ今に至ります。
茶碗は現代の作家ものを中心とし、タイ王室御用達工房の籠をはじめほとんどの道具を漆芸家村瀬治兵衛がデザイン・監修し、熟練の職人にご協力いただいている製作しています。
茶葉が残らない抹茶は、キャンプなどアウトドアにもぴったり。
いつでも、どこでも、ひとりでも。
*こちらは2月16日(金)から21日(水)の期間、伊勢丹新宿店「Dear Friend,
Department」の催事にて先行発売しておりますアイテムです。
Top photo is taken by YONEO KAWABE