商品紹介
年の始めを祝うお正月。
新しい年神様を迎える正月飾りは、カナダ檜の鏡餅。
桐箱は蓋を裏返すと三宝になり、中に全ての道具一式を収納することが出来る優れた機能性も合わせもちます。
神社仏閣の建築材に代表される細かい木目を用い、紅白に染めました。昔の武家は縁起の良い紅白の鏡餅を共えたと伝えられ、現代では石川県にそのなごりを見ることができるようです。
「令和」の出典は「万葉集」の梅花の歌、三十二首の序文。
「時あたかも新春の好き月(よきつき)、空気は美しく風はやわらかに、梅は美女の鏡の前に装う白粉(おしろい)のごとく白く咲き、蘭は身を飾った香の如きかおりをただよわせている」(「令和」を考案したとみられる中西進さんの昭和59年の著書「萬葉集 全訳注原文付の中での訳)厳寒のなか、いち早く咲く梅は力強さと生命力を感じます。苔むした枝に白梅を丁寧に手仕事で作り上げました。
嘉門工藝は、縁起飾りの伝統を現代の住まいや暮らしに添う祝いのかたちを提案しております。稲作文化の象徴でもある鏡餅は土地ごとの伝統を今に伝えて極めて尊いもの。生物のおけない場にも、良い一年でありますようにと、縁起飾りで福を呼び込みたい、そんな願いにお応えした祈りの形です。
商品スペック
サイズ(約): 鏡餅/最大直径11×高さ6㎝、飾り台/19×19×高さ6㎝
素材: 鏡餅/ヒノキ・梅飾り/造花・飾り台/キリ・紅白の色紙/新壇紙
製造: 日本
※自然素材を用い手作りしているため、ひとつずつ木目や色合いなどが異なります。
※お使いのモニターによって色が異なって見える場合がございます。ご了承ください。