ご縁があり、現代を代表する陶芸家・小川待子さんの作品をお取り扱いさせていただきます。
こちらはプラチナ釉シリーズのひとつ。直径は約8㎝です。
土をこねることも形をつくることも全て手でなさる小川さん。
器はどれも厚ぼったく、ときには歪み、裂け目が入っていますが、それこそが小川さんの作品の大きな魅力になっています。
土や釉薬の美しさ、力強さが伝わってきて、原始を見ているようで心が震えます。
と同時に、手に載せ、唇で触れたときにはやさしくお酒も抹茶もお好きにどうぞ、といったおおらかさも漂っています。
小川さんは、故林屋晴三さん「イチオシ」の作家。
村瀬治兵衛も小川さんの作品に自作の茶器を合わせたいと常々申し、精進しております。
今回は茶碗というジャンルにとどまらず、盃、碗として製作してくださいましたが嘉門工藝の茶箱・茶籠にもぴったりの大きさになっています。
サイズはS、SSの2種類。白釉薬とプラチナ釉薬がございます。
数を揃えてご覧いただける貴重な機会です。ぜひご利用ください。
商品スペック
サイズ(最大・約): 直径10×高さ7㎝
素材: 磁器
※お使いのモニターによって色が異なって見える場合がございます。ご了承ください。
小川待子(おがわ・まちこ)
1946年生北海道まれ。東京藝術大学工芸科卒業後、パリ・アフリカで暮らし、陶芸を学び、土器に触れ、38歳で陶芸家としてデビュー。
原始の力を感じさせるダイナミックな作品を発表。
作品はアメリカ・メトロポリタン美術館、東京国立近代美術館を始め世界各国の美術館に収蔵されています。