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古帛紗_15 龍村美術織物『銀吉野』

古帛紗とは、茶席で、茶碗に添えたり、茶入れ・香合などの拝見の際に用いたりする袱紗のこと。由緒ある裂地や趣味性の高い織物、更紗などを用います。
また、香合やお気に入りの小物を飾るときにも使われ、季節や趣向に合わせて取合すると楽しい場が生まれます。

寸法 約縦15㎝×横16㎝
素材 絹


この裂地は京都 龍村美術織物製。伝統の織物の美を堪能できる逸品です。

「銀吉野」と命名されたこの裂地の由来

「京都の豪商の粋人灰屋紹益と、当時の粋人仲間を羨ましがらせたロマンスをもち、その後紹益夫人となった女性は島原の名妓吉野太夫だった。才色兼備の彼女は茶道の奥義に達していたという。 名物裂に吉野間道と呼ぶ裂地があるが、これは吉野太夫の打掛の裂といわれる。濃い浅黄地に色糸で格子を真田風に織出すが、本品は白地に銀糸を用いて吉野間道の風趣をうつし、現代感覚を強調したものである。」京都龍村美術織物様より引用させていただいております。


この織物は先染めの糸を織り込んだ生地です。

 

タテ糸とヨコ糸が直角に交差し、模様や風合いを織りなす生地を織物と定義付けますが、その織物の中でも糸を先に染めて織り、柄を表現するのが西陣主流の技法です。

金糸や銀糸を織り込んだ雅な紋織物。

織りの柄表現は、白生地を後から染めたりプリントしたりする後染めの織物と比べ、深みのある高級感漂う表現力が特徴です。

 

紋織物は、天正年間 (157392)に明より伝来。

高級織物の名産地、京都・西陣を主産地に織り継がれてきました。

 












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