商品紹介
建⽔は「こぼし」ともいわれ、お⼿前の必需品ですが、茶道具の中では控えめな存在。それだけに気を配りたい道具です。
特に野点や旅先では⽔やお湯を捨て場に困るのに、茶籠や茶箱に⼊れて持ち運べる使いやすい建⽔がない、とお探しの⽅が多くおられます。
そんな⽅におすすめしたいのが、嘉⾨⼯藝オリジナルの⾦属製の建⽔です。
鈍⾊に光るこの建⽔は、唐⾦(からかね)の板をつちで打って伸ばして起こし(鎚起)たもの。
タイの⼯房で彫り飾りまで⾏い、⽇本で硫⻩⽔につけたり磨いたりして仕上げています。
唐⾦とは⻘銅の古い名称で、銅と錫の合⾦のこと。落ち着いた⾊合いでどんな茶碗ともしっくりなじみ、使っていくうちに⾵合いが増していくのも楽しみです。
薄⼿で軽く丈夫だから持ち運びに便利。
繋ぎ⽬が⼀切ないので⽔がこぼれる⼼配もありません。
細かなつち⽬や彫刻は、装飾として美しいだけでなく、そこに⼿をかけると滑りにくいという役割も果たしています。
サイズはS、M、L とございます。
漆芸家村瀬治兵衛が⽊型を起こし、デザイン、監修した嘉⾨⼯藝オリジナルの建⽔です。
そのアイディアのルーツは、村瀬が以前漆芸指導で訪れたミャンマーの⼈々の⼿にあった⽔を汲むボウルや、シンギングボウルでした。
現在はタイと⽇本の⼯房でリレーして製作しています。
旅持ち茶籠・茶箱と建⽔について嘉⾨⼯藝では、旅持ち茶碗を建⽔の中におさめ、建⽔ごと茶籠や茶箱に詰めて持ち運べるよう、サイズを設定しています。
建⽔は、野点などの必需品であるだけでなく、中に茶碗を収めることで振動などから茶碗をまもる役割も果たしてくれるからです。
S サイズの茶碗には、S サイズの建⽔がぴったりです。
M サイズの茶碗には、M サイズの建⽔がぴったりです。
また、M サイズの建⽔には、M と S の茶碗を重ねてしまうこともできます。
茶籠や茶箱も、建⽔のサイズに合わせ、S、M、L とご⽤意しています。
商品スペック
サイズ(約)S:⼝径11×⾼さ7cm、容量450cc、重さ約190g
M:⼝径12.5×⾼さ7cm、容量600cc、重さ約200g
L:⼝径14×⾼さ7cm、容量700cc、重さ約230g
素材:銅錫合⾦
⽣産国:タイ・⽇本
※ひとつひとつサイズや重さ、⾵合いなどに違いがございます。
※お使いのモニターによって⾊が違って⾒える場合がございます。ご了承ください。
※ご使⽤後は⽔分をしっかり拭き取ってください。