商品紹介
上巳(じょうし)とは三月三日、桃の節句のこと。
極小の扇は、十五枚の木材の薄板を要で綴じあわせ、蓬莱図を手描きしました。 胡粉地に繧繝彩色で縁取られた金銀雲や極彩色の吉祥園を描き、裏には蝶烏文様。 綴じ糸の上に、「錺花」(かざりのはな)を付け五色の飾糸を結び、長く垂らしました。 子孫繁栄と子どもの健やかな成長を願います。 壁にかけて飾れる扇飾りは、お手持ちの雛人形に加えてもうれしく、末広がりの縁起ものの扇は平安時代の御姫様の気分を彷彿させ、季節を問わずお楽しみいただけます。 また、手のひらに収まる小さな扇はとじた姿も美しく、見ているだけで心が躍ります。
商品スペック
サイズ(約cm): 菱形の桐板 横28.5×縦17.5×厚み1
幅29×長さ60(紐の先から、下がった飾り糸の先まで)